2016年12月04日

首が据わってない赤ちゃんの抱き方

以前も書きましたが、ショッピングセンター人で出かけるのが苦手です。
妊婦さんや赤ちゃんにばっかり目が行ってしまうからです。
特に首が据わっていないのに、縦抱きにしている(縦抱きの抱っこ紐も同じ)のを見ると、つらくなります。

パパやママも好きで縦抱きにしていないかもしれません。
赤ちゃんが縦抱きでないと泣き止まないから…ということで仕方なく縦抱きにしている方も多いでしょう。

小児科の先生でさえ、首が据わってないのに、『そろそろ縦に抱いて』という指導される方もいます。
小児科の先生の指導でも、やっぱり反対です。

首が据わっていない赤ちゃんは、身体の中で一番重い頭を支えるだけの筋肉や骨が十分に育っていません。その状態で縦抱きにすると、重い頭や胴体を支えようとして、未熟な腹筋や背筋に力が入りすぎてしまうため身体が緊張します。
子の緊張を続けていると、体に『そり』や『硬さ』となって現れやすくなる。そこで赤ちゃんの発達にあった抱き方が重要と、北海道小児科専門医で、日本リハビリテーション医学会認定臨床医の加藤静恵先生が指摘されています。
赤ちゃん訪問に行ったり、私のところに来てくれる向き癖がひどい赤ちゃんたちを見ると、本当にそうだと感じます。

赤ちゃんは、身体を水平にして、必ず頭と首を支えましょう。
そのためには・・・
まるまる抱っこ。まるまるねんね。
反りかえらせた形で授乳しない⇒授乳クッションを正しく使う。

赤ちゃんの発達を大事にしながら、正しくやってほしいと思っています。
お問い合わせは・・・
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Posted by めるてぃんぐ at 07:37Comments(0)赤ちゃんのケア