2020年08月23日
向き癖、直しておけばよかった。(;´д`)
赤ちゃんの向き癖が気になるというお問い合わせをいただきます。
相談する人によって、気にしなくていいと言われたり、早く改善するように促されることもあります。
ママや、ご家族にはどれを信じたらいいか戸惑ってしまうと思います。
これは何を問題にしているかによって、答えが違っているんです。
気にしなくていいといわれる方は、頭の形は、大きくなると髪の毛で隠れるからと思っていることが多いようです。
大きくなると、あまりわからなくなる子も多いですね。
私たち赤ちゃんの整体をしている者は、向き癖が歪の結果であり、更なる歪みを生み出す原因と考えています。
身体がゆがんでいても、病気になるとは限らないです。
本来人間の身体は左右対称ではありませんから、多少歪んでいるものなのです。
でも身体のバランスを大きく崩すくらいに歪んでいたら、体調が悪くなったり、痛みが出ることは誰でもわかりそうですね。
向き癖にも程度があります。
お腹の中から向き癖になっている子もいます。
生まれた時からどちらかを向いています。
頭やお顔の触覚認知に影響するので、お口の使い方やおっぱいの飲み方に関わることが考えられますね。
当然舌の動きにも影響があるでしょう。
そんな子は上手に食べられるか、飲み込めるか、歯の生え方はきれいか?
気になります。
頭だけでなく、首もねじれた形でいることが多くなります。
首だけねじれて、背中や腰がねじれていないということはあり得ません。
当然背骨が上から下までねじれます。
背骨の変形も起こりやすいということです。
背骨にくっついている骨盤もねじれます。
なので、向き癖がないほうの股関節が硬いということはよくあることです。
筋肉は骨にくっついているので、筋肉の付き方にも関係してきます。
向き癖や反り返りが強い赤ちゃんは、背中の筋肉の硬さが左右で違いますよ。
良く触ってみてください。
私たちが背中の硬さが左右で違っていたら、たぶんとても痛いと思います。
整体に来られるお客様はほとんど、左右の硬さに違いがあります。
痛いとか、動かしにくいとかおっしゃいます。
そう、左右の筋肉の硬さに違いがあるのは、整体を受けないといけないレベルです。
でも、私もそうでしたが、
赤ちゃんが凝るとか、歪むなんて、信じられませんよね。
首は左右同じように向けるかな?
目の動きは左右同じかな?
片方ばっかり向いて寝ないかな?
片方のおっぱいだけ飲んでないかな?
泣いたとき、舌の形は左右同じ形かな?丸くおわん型になってないかな?
(なってたら、首がゆがんでるかも?おっぱいの飲み方に影響がありがちです)
右手と左手、右足と左足同じように動くかな?
そんな視点でも赤ちゃんを見てくださいね。
人間は生きていますから、決して歪んでいない人はいません。
ゆがみを直しても、身体にかかるストレスで、また歪んでしまいます。
それに、歪みにも程度がありますよね。
大きく歪むと、連鎖でほかのところがゆがみます。
身体の不調につながってもおかしくありません。
そういうことで、向き癖はないほうがいいんですよ。
向き癖をそのままにして体がねじれていってしまうのは、子どもにはかわいそうかなと思います。
まず妊娠したら、ママがゆがまないようにする、身体を整える。
ママの身体のゆがみはおなかの赤ちゃんに伝わります。
妊娠中に赤ちゃんの姿勢がなるべくきれいでいられるようにする。
お腹が張りすぎていたり、いびつだったり、、、は赤ちゃんが歪みがちになるかもしれません。
生まれたら、ゆがめないように抱っこ、ねんね、授乳、げっぷ、おむつ替えなどのお世話に気を付ける
毎日大切にお世話していても、ゆがみをひどくしてしまうこともあります。
ちゃんとお世話の仕方を知っておきましょう。
メルティングタッチでは、妊娠中からママの身体を整えて、痛みがないように、おなかが張りすぎないように、赤ちゃんがゆがまないように、お手伝いします。
メルティングタッチのホームページはこちら
Posted by めるてぃんぐ at
09:41