2014年05月29日

産後にも骨盤ケア

妊娠中に骨盤ケアが必要なことは何度か書きましたが、産後も当然必要です。
妊娠中にいらしてた方で、産後はやっていいんですか?って言う方がいらっしゃいます。すみません。お伝えするのが足りませんでしたね。
そうです。産後も同じように続けて骨盤ケアやっていきましょう。

産後は骨盤が開きますね。すぐに閉じるわけではありません。赤ちゃんがいたおなかは元に戻るはずなのに、あらあら・・・下腹がポッコリではありませんか?皮膚だけのたるみではないようです。
下腹ポッコリは、骨盤の中に内蔵が落ちてしまっているから
そこに、ガードルなんかつけては大変ですよ。内臓下垂をロックする状態になるので、便秘、尿もれ、痔などが起こりやすくなります。
さらに血行が悪いために、乳腺炎にもなりやすいので、体を整えて、お尻を挙げて、トコちゃんベルトやさらしなどを巻きましょう。

妊娠36週前後で、ベッドの降り方、シャワーを浴びる時、出産直後の骨盤ベルトの巻き方などをお伝えしています。
妊娠中に何度か通ってきていただいた方は、陣痛の時にも産道を整える体操が身についているので、楽に出産できる方が多くなります。

産後は授乳も始まるので、背中や肩がパンパンになりがち。それはまた、おっぱいトラブルにつながりますから、凝り固まらないように毎日のセルフケアが大切です。

赤ちゃんの育児も、家事もこなさないといけないママは、忙しいです。気持ち良い施術を受けるのもいいけど、セルフケアを身につけましょう。

メルティングタッチでは、気持ち良くてほっとする施術にくわえてセルフケアをお伝えします。
(ただ、産後はたくさん覚えられないから、少しずつです。)

産後のママのケアのほか、赤ちゃんが気持ちよくなる抱き方、寝かせ方、緊張の取り方、向き癖の治し方もお伝えしています。
赤ちゃんの緊張はママの育児疲れに影響します。向き癖は、大切な赤ちゃんの将来の体の変調につながります。産後も、忘れずに通ってくださいね。

産後はすぐにご連絡ください。1か月待たなくても大丈夫な施術です。
ご家族と一緒に来ていただくと、みんなの共通理解が得られて、ママも赤ちゃんも一層楽ですよ。

産後の施術のご利用は、こちら  


Posted by めるてぃんぐ at 15:13Comments(0)骨盤ケア

2014年05月22日

楽しい妊婦生活

 メルティングタッチに妊娠早期から来ていただいている妊婦さん、この前とうとう臨月を迎えました。生まれたらまたすぐ連絡を入れていただく予定です。ぬふりん
はじめは、腰やおしりが痛いということでしたが、ベルトを付けて、毎日体操していただくようになったら、すぐよくなりました。
でも、月に1回は来ていただきました。痛みがなくなっても、妊婦さんの体はどんどんお腹が大きくなっていきます。毎月、体が楽になるように、いくつものポイントをお知らせしているからです。そこが助産師がかかわるということ。まだまだオールマイティとはいきませんが、ずっと寄り添っていくつもりでいます。

 お腹が楽な寝方、腹帯の巻き方、便秘の予防の仕方、冷えの改善のしかた、むくみの取り方など、その時々に応じてお伝えしていたので、『周りの妊婦さんに比べて早くよく動けるし、便秘もないし、妊娠が楽しいです。』と言ってくださいました。

 毎日生活していると、妊婦だから当たり前と思って我慢していることが出てくるものです。来て気になること(些細なことでもいいのです)を話していただくと、改善できることも結構あるのです。

 楽しく妊娠期間を過ごしたら、体力も落ちていないし、不安も最小限になるでしょう。

 妊娠したら骨盤ケアはもちろんですが、できるだけ快適な妊娠期間を送れるようにお手伝いします。
 
 無事出産したら、今度は赤ちゃんと合わせてケアします。最初の1か月が重要なのです。
だからやっぱり妊娠したら、早いうちに骨盤ケアを始めて、続けていらしてください。最初は間隔が短いですが、調子が良くなれば、月に1回ペースです。

施術についてのご案内は、こちら
  


Posted by めるてぃんぐ at 22:44Comments(0)骨盤ケア妊娠中のあれこれ

2014年05月08日

骨盤ベルトの選び方

マタニティグッズの本を見ると、いろんな骨盤ベルトが合って、どれにしたらいいかわからないくらいです。
よくわからなくて、友達がもっているものとかを選んでしまいますね。

骨盤ケアについて少々勉強したので、私がよいと思うことをお伝えしようと思います。

素材
 ゴムのように伸縮性が大きくないもの。
 強く締めると循環を悪くする原因になるので、長い時間使うとすると、伸縮性がないものがいいです。


 腰骨の前のでっぱり(おへそに親指を当てて、手を広げて小指が当たるあたりに腰骨のでっぱり、前上腸骨棘があります)にベルトが当たらない方がいいです。前上腸骨棘をしめると、てこの原理で、骨盤が開きやすくなると考えられます。
 また、あまり幅が広いとたくさんの筋肉の動きを抑制してしまうので、筋力低下に結びつくことも考えられます。
 
こういうことで、さらしや、トコちゃんベルトをお勧めしています。それでも、必要なくなったら、徐々にはずしていきましょう。一生使うものではありません。

骨盤ケアは骨盤ベルトを使っていればいいというものではありません。どうせ骨盤ケアするなら、効果のある方法で・・・。巻く場所、巻き方もコツがあります。
骨盤ケアの効果って何があるのかはまた後日。

骨盤ケアの仕方は、個別の施術時間や、骨盤ケア教室でお伝えしています。
施術の申し込みについては、こちら
  逆子・多胎・おなかが張りやすい・頻尿・腰痛・おしりの痛みなど自覚症状がある方むけです。
骨盤ケア教室については、こちら
  自己流で使っている方、興味はあるけど不安が先に立ってしまっている方にコツを丁寧にお伝えしています。

 
  


Posted by めるてぃんぐ at 22:26Comments(0)骨盤ケア

2014年05月01日

骨盤底筋群トレーニング初級編

気になっている骨盤底筋群・・・・
骨盤ケア教室に来ていただいた方も、後日『少し気になっていたけれど、これをしたら、気にならなくなったんです~』と言っていたトレーニング法。ぬふりん

1、まず、骨盤高位になって、トコちゃんベルトやさらしなどを着けます
 骨盤内に落ち込んでいる内臓や、赤ちゃんなどを上にあげてしまった方が、骨盤底筋群が収縮しやすくなるので、効果的なのです。
 骨盤底筋群がゆるんでいるというのは、内臓下垂と一体ですからね。内臓が下垂して骨盤底筋群を引き伸ばしています。ずっと引き伸ばされた状態が続くと、筋肉は収縮にくくなります。ゴムが伸びきった状態を想像していただくと、わかりやすいでしょうか?

2、準備運動
 おシモの3つの穴をしめて、引き上げる。これを10秒ずつ、3回。

3、初級の筋トレ
 ① おシモの後ろ側から、前に向かってしめて、ひきあげる。(肛門、膣、尿道の順にしめる)
   これを10秒ずつ、5回。
 
 ② おシモの前側から後ろに向かってしめて、引き上げる。(尿道、膣、肛門の順にしめる)
   これを10秒ずつ、5回。
 ①②を一日3回はしましょう。人には全く気付かれないトレーニングなので、立って何かを待っているとき(信号待ちなど)ぜひやってください。

!②がよくわからないという方がいます。この方は、尿漏れが既になるか、尿漏れ予備軍。
もうひとつ準備運動をすると、わかりやすくなります。それは、やりやすさに個人差があるので、骨盤ケア教室、もしくは個別の施術で…

5月の骨盤ケア教室のご案内は、こちら
施術についてのご案内は、こちら




  


Posted by めるてぃんぐ at 09:28Comments(0)トコちゃんの骨盤ケア教室