2018年03月20日

やっぱり困る向き癖


ミモザの花です。
かわいくて、春らしくて、好きな花です。
でも花の期間は短いですね。あっという間に薄茶色になってしまいます。
だからこそ、咲くのが待ち遠しい気持ちがするのかもしれません。


赤ちゃんのことを勉強すればするほど、気にしなくてはいけないと思うのが、向き癖。
このブログでも再三お話ししてきました。
それでも向き癖が減らないのは、向き癖になってしまうことの危険性が伝わってないからだと思うのです。

心配して相談しても、『大きくなったら髪に隠れて分からないよ。』とか、『大きくなって身体が動かせるようになったら治るよ。』なんて、無責任な言葉を並べる人がたくさんいます。うるうる

向き癖は一度なってしまうと、とても直しにくいものです。
でも、ほとんどの向き癖は、抱っこやねんねに気をつけてもらうと、最小限に食い止めることができます。びっくり

向き癖になってしまうと、
   頭の形が悪くなる。(斜頭症って名前がついてます)
   首の骨がゆがむ。それに伴って背骨がゆがむ。
   左右の首の回り方が違う。
   左右同じように舌が動かない。
   左右の認識が同じように脳にインプットされない。
   利き手が早くから決まってしまうので、器用さに差が出やすい。
   向き癖と反対側の股関節が硬くなりやすい。だから、
     左右同じように寝返りできない。
     左右同じようにハイハイができない。
     左右同じように立つことができない。
   左右同じように体幹や四肢の筋肉がつかない。

向き癖になっても、命にはかかわりません。
ちゃんと歩くこともできます。
だったら、良いでしょうか?

やりたいことが上手にできるに越したことはないはずです。
その方が人生のクオリティが上がるからです。
スポーツや趣味、仕事の選択の幅が広がることは、豊かなことだと思っています。

私自身が向き癖が強かったために、運動がうまくできなかったり、腰痛持ちになってしまったからこそ、そう思います。
若いころは気にならなかった左股関節が、最近になって気になり始めたのも、向き癖のせいだとわかっているんです。

向き癖って怖いなと思うのです。
小さい時だけの問題ではないです。
一生の健康にかかわってきます。

私の両親は向き癖を気にして、いろいろやってくれたそうです。
それでも治せなかったので、仕方ないと思っています。
でも、まるまる育児+発達の課題をクリアしていたら、もっと違っただろうな音符とも思います。

まるまる育児+発達の課題クリアで、お子さんの人生のクオリティを上げることができるのです。
一人でも多くの人にまるまる育児+課題クリアを赤ちゃんに使ってほしいと思っています。
お子さんの一生の財産になるはずです。
赤ちゃんが生まれたら、向き癖作らないように育ててくださいね。

赤ちゃんの向き癖が気になっている方は、早めにご相談にお越しくださいね。

ご相談前にこちらのメニューをご覧ください

  


Posted by めるてぃんぐ at 23:05Comments(0)赤ちゃんのケア